ドラゴンニート ~ 世界を変える挑戦 ~

ニートやひきこもりの景色を世界を変える。

ひきこもりが語りたくない理由


みなさんご想像の通りです。

ひきこもりが許されない状態であると本人も認識しているからです。

 

 

そして、働け、外に出ろ、みんな

と同じようにしろと言われるのです。

それが国民として人間としての義務だと、自分でも理解していたのにそんな状態になってしまったのですから自己否定の旅が始まります。

 

どこにも味方がいないのに誰に何を言えばいいのでしょうか?

 

ただでさえ恥ずかしい状態を、家族にも腫物にように扱われる自分の言葉を誰が信じてくれるのか、もはや世界は敵だらけです。

 

自分は病気だ、普通じゃない、どうしたらいいんだ?と自問自答の日々に苦悩します。

 

現実を認めたくないが、足掻いてもなかなか扉が開きません。

そして日々、おかしな自分を心配されている状態が続き、何かまた失敗しようもんならと恐ろしくなり、これ以上恥ずかしい思いをしたくないと慎重になります。

 

だから、誰かに「ひきこもりです」と相談できません。

自分のことを話したくありません。

 

僕の親もそうです。

自分の息子が『ひきこもり』だと認識したくない。

 

でも、実際は働かず家から出ないでウロウロするだけのひきこもり状態です。

※失業や退職で一様に同じような状態は体験できると思いますが。

 

そして、自分も、親や家族も『目を閉じ耳を塞ぐ』のです。

 

さらに期間が長引けば悪循環がループします。

 

次第に閉鎖空間に閉じこもり、瞑想する修業のような状態が続きます。

精神と時の部屋のように時間が遅くなっていればいいのですが。

 

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閉鎖空間

3ヵ月も経てばコミュニケーションはほとんど無くなります。

くしゃみして自分の声を思い出し驚いたりします。

 

誰にも相談できない、口外できない、腫物状態の自分と家族との膠着状態が続きます。

まるで他人と住んでいる方が楽なくらい気を使い疲れます。

 

精神がやられてきます。自分を恨みます。

親に感謝する一方、やはり、自分の無力さにストレスが溜まります。

 

悪循環を繰り返したのち、病院を勧められたり、仕事のアドバイスをくれたり、家族が心配してくれてることを実感しますが、自分は助けて欲しくない。

助かりたいけど、助けてほしくないんです。

1人でできるもん!と子供みたいに意地を張ってしまいます。

 

そんな恥ずかしい状況を誰が語りますか?

 

甘えて生きていられたらどんなに楽か。

仕事しているときの方が楽だった。

楽になりたいと就活しても『うまくいっていた頃の自分』が顔を出します。

 

まるで世界が一変したように感じます。

 

自分は変わっていないはずなのに、世界が変わる。

自分は動いていないのに世界が動いている。

列車に乗り遅れないように走っても飛び乗れない、届かない。

 

世界が冷たく、誰も味方がいないように閉鎖空間に逃げ込みます。

あとは滅びるか甘え・病気と言われて無気力に生きるか。

 

そんな状態から抜け出せた、やっと苦しみが希望に変わってきた。

自分にやる気が出たことは奇跡だと思っています。

だから語ろうと思うのです。

 

誰かの軌跡に役立てばいいと思います。

小さな奇跡でいいと思います。

世界の常識を変えてやろうと思います。

 

届かない世界に手を伸ばしてもいいじゃないですか。

味方がいなくても、自分を信じて生きて、実感したいじゃないですか。

経済活動が全て、そんな世界はつまらない。

ボランティアでは生きていけない世界って本当に正しいんでしょうか?

もう一度、生まれ変わったように生きてみたいじゃないですか。

僕にもチャンスがきっとあって、あなたにも奇跡が起こっていいじゃないですか。

誰も味方がいないなら、僕が味方になります。

僕と友達になりましょう。

僕は無力ですが、友達は欲しいです。

何の役にも立たないかも知れませんが。

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つづく。